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自転車に乗る時は姿勢に拘れよ、漕ぐ時は踏むより回すと更に捗るぞ
(3)正しい姿勢で体安定
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さあ、次は乗り方の注意点だ。サドルの高さは腰掛けてペダルを一番下にした際、
ひざが軽く曲がる程度に調整する。国立スポーツ科学センター研究員の高嶋渉さんは
「サドルがこれより低いと、ひざが窮屈な状態でこぐことになり、疲れやすい」とアドバイスする。
腕は力を抜き、肩幅と同じか、やや広めにハンドルを握る。こうすることで走行時の体が安定する。
自転車競技の選手は空気抵抗を減らすため、肩をすぼめて低い姿勢で走ることもあるが、
首や背中、腰への負担が大きく初心者には向かない。
高嶋さんは「特段、準備運動がいらないのが自転車のいいところ」と話す。必要に応じて背中を伸ばしたり、
前屈や屈伸をしたりする程度で十分だ。ただ、乗り始めから10分程度はウオーミングアップと考え、
平坦(へいたん)な道を軽めのギアで走る。足の筋肉を徐々に温めていけば疲れにくく、長い時間走行できるからだ。
北京五輪自転車日本代表チームのコーチだった西井匠さんが勧めるのは、ペダルの回転数を一定にしてこぐこと。
ギアはこまめに切り替え、1分間にこぐ回数を70~80回にするといい。上り坂で重いペダルを力任せに踏んでも疲れがたまる一方だ。
最初は1時間ほど走ることから始め、徐々に時間を延ばしていく。距離ではなく、時間を基準に運動した方が取り組みやすい。
(2010年5月13日 読売新聞)
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