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「世界中の誰もが、僕のペニスを見たことがある」 ニルヴァーナのジャケットのモデルが語る
ニルヴァーナ、あの“カネに釣られた赤ん坊”は今…
ニルヴァーナの'91年の歴史的名盤『Nevermind』で、音楽同様、大きな話題を集めたのが、“1ドル札に釣られる赤ん坊”のジャケット。
“音楽史上屈指のアルバム・ジャケット”との呼び声も高い、このアート・ワークに登場した裸の赤ちゃんが、現在、バラク・オバマ米
大統領のポスターなどを手掛ける有名デザイナー、シェパード・フェアリーの下で働いていることが明らかになった。
19歳になったスペンサー・エルデン君は、LAにあるフェアリーのデザイン事務所、オベイで働いており、アルバム・ジャケットの制作を
はじめ、さまざまなデザイン・プロジェクトに携わっているという。
'08年、米大統領選挙中に、オバマ氏を応援するために“HOPEポスター”を制作し、街中に貼るというキャンペーンで一躍有名になった
フェアリー。彼の下で働くことについて、スペンサー君は「僕はずっとアートが大好きだった。父もアーティストだからね。シェパードが
上司だなんて、ものすごく光栄だよ。とても刺激的な人だからね」とコメント。
そんな彼が、『Nevermind』のジャケ写に登場したのは、彼の両親が、フォトグラファーのカーク・ウェドルと同じアート・スクールに通う
友人同士だったからだそう。「彼(カーク)がうちの父に電話してきて、『初めての大仕事が入ったんだ。水中で赤ん坊を撮ったら、
ギャラをくれるって。でも僕には赤ん坊がいない』って言ったんだ。で、僕がちょうど生まれたところだったから、彼らに地元のプールに
連れて行かれて、そこに投げ込まれたってわけさ」とスペンサー君。
彼は今でも有名人のようで、「僕のあだ名は“ニルヴァーナ・ベイビー”さ。自分のことを思うと、ちょっと笑えるよ。だって世界中の誰もが、
僕のペニスを見たことがあるわけだからね」とコメントしている。
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