10/04/26 03:44:01.30 92kQnPr2 BE:1329180285-PLT(12001) ポイント特典
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特定の遺伝子群が働かず=全身に変わる能力に影響-マウスiPS細胞で発見・日米
身体の生殖細胞以外の細胞に4遺伝子を導入して作る「人工多能性幹(iPS)細胞」は、受精卵が成長した胚(はい)の一部を培養して作る「胚性幹(ES)細胞」に比べ、
特定の遺伝子群が働いておらず、全身のあらゆる細胞に変わる能力が低い場合が多いことが分かった。
米ハーバード大と日本の国立成育医療研究センター、東京農業大の研究チームがマウスで実験し、英科学誌ネイチャー電子版に26日発表した。
iPS細胞やES細胞を、別の特殊な操作をした胚に入れ、母体に戻す実験を行ったところ、ES細胞の場合は全身がES細胞に由来する子が生まれ、あらゆる細胞に変わることが証明された。
しかし、iPS細胞の場合は胚の成長が途中で止まってしまうことが多かった。
これは、12番染色体の特定領域にある遺伝子群が働いていないのが原因だった。
染色体は父の精子、母の卵子から1本ずつ受け継ぎ、計2本あるが、この特定領域の遺伝子群は通常、母側が働くことになっている。
それが働かないのは、iPS細胞が、精子・卵子の形成や受精という過程を経ていないためと考えられる。
遺伝子群の具体的な働きはまだ解明されていない。
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