10/04/25 09:28:10.50 kk98o9G9● BE:162288443-PLT(12001) ポイント特典
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引きこもりの高年齢化が進む。愛知県豊川市で家族5人が殺傷された事件は24日、発生から1週間が経過した。
この事件では約15年間、働かずに自宅で過ごしていた長男(30)が殺人容疑などで逮捕された。民間の調査でも、
引きこもり当事者の平均年齢は30歳を超え、将来に不安を抱くなど対策は急務だ。ある当事者は語る。
「僕は相談に乗ってくれる人がいて助かった」
ジーンズに青いワイシャツ姿。二十歳から引きこもりを続ける愛知県内の男性(37)は平日の午後、取材に応じてくれた。
「豊川の殺人事件をニュースで見て7年前の夜を思い出した」。30歳の時の「爆発」を振り返った。
「何でオレの気持ちが分からない」「オレだって一生懸命、仕事を探してたんだ」。居間にいた両親に大声を出した。
暴れたくなる衝動を抑え、自室に戻った後、着ている服を引き裂いた。
学生時代の友人は、仕事を持ち、結婚し、子どもが生まれていた。夜、眠れずに、「このまま、自分は
置いていかれるのか」と焦っていた。
引きこもりのきっかけは、離職だった。専門学校で医療事務を学び、介護施設に就職した。仕事に慣れず
3カ月で解雇された。両親は顔を合わせる度に、「次の仕事を探しなさい」。だが、応募した30社すべてが
不採用に。「勇気を出して受けているんだ」
離れにある自室で、親がいないタイミングをうかがって食事をとった。
昼間は繁華街をぶらつくか、自室で過ごした。インターネットを始め、通販で音楽のCDを買ったり、ゲームをしたり。
豊川の事件で、容疑者がネット通販にのめりこみ借金を重ねたと聞き、「彼には、ネットが社会との接点だったのでは」とみる。
(以下略)
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