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「自然の宝庫」ボルネオに123の新種生物 WWF報告
ナメクジの新種 「恋の矢」を放つ(写真提供:Peter Koomen/WWF)
体長56.7センチのナナフシ(写真提供:Orang Asli/WWF)
(CNN) 世界最長の昆虫や体の色を変えるカエル、「恋の矢」を放つナメクジ―
東南アジアのボルネオ島で過去3年間に見つかった新種の生物などのリストを、世界自然保護基金(WWF)が22日に発表した。
インドネシア、マレーシア、ブルネイに分割されている同島では、3国が2007年、自然保護協定に署名し、
科学者らが調査活動を続けてきた。その結果、新たに植物67種、無脊椎(せきつい)動物29種、魚17種など合計123種が発見された。
WWFは同日の「アースデー(地球の日)」に合わせ、リストを公開した。
このうちの1つは、オスが夜は鮮やかな緑色、昼は茶色に変化する体長約3.5センチのカエル。
また別のカエルは、世界で唯一、肺を持たず、皮膚だけで呼吸していることも分かった。
ナメクジの仲間で、交尾の際に炭酸カルシウムでできた矢のようなものを狙った相手に刺し、ホルモンを注入する新種もあった。
体長約4センチで、頭部の3倍に及ぶ長い尾が特徴だ。
世界最長とされるナナフシの一種は、体長50センチ以上。熱帯雨林の上層部に生息する。調査で見つかったのはわずか3匹だった。
07年の協定の対象となったのは、22万平方キロにわたる広大な熱帯雨林だ。
WWFのプロジェクト責任者、デービッド・ノーマン氏は
「自然保護区とは違い、ここには多くの人が住み、農業やエコツアーが営まれている。
これらはすべて続ける必要がある」と指摘する。土地の半分以上は民間の所有だという。
しかし協定に基づく交渉の結果、世界最大のヤシ栽培林や道路などの開発計画が中止され、森林破壊を食い止めることができたと、同氏は評価する。
同氏によれば、地球上には計1000万種の生物が生息しているとも推定されるが、これまでに確認されたのは170万種にすぎないという。
URLリンク(www.cnn.co.jp)