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切り絵に生きる力 盛岡で千葉さん「岩手路」展
病気を克服し、切り絵の作品作りを生きる励みにしている一関市赤荻の元消防職員千葉利英さん(60)の
作品展「岩手路散歩」は25日まで、盛岡市大通1丁目の岩手教育会館4階ギャラリーで開かれている。
千葉さんが2年前に病気になった時、入院生活の中で支えとなったのは切り絵だった。
生きる喜びを繊細な線に込めたモノトーンの作品が、来場者の心を引きつける。
四つ切りサイズの色画用紙をカッターナイフで丁寧に切り抜いた26点を展示。
お寺回りが趣味という千葉さんの題材は、盛岡市の寺院や平泉町の中尊寺金色堂など県内の寺院などが多い。
切り絵との出合いは7年前。趣味で絵を描いていた知人が切り絵もしていた。白黒の繊細な作品に引かれ、自分も始めたという。
2年前に体調を崩し、一時は「作品づくりどころではなくなった」という。
少し体調が回復したころ、ベッドの上で切り絵の入ったしおりなどを作り始めた。
入院中に完成した作品は、同室の患者さんや看護師さんにあげていた。
「自分の作品がお世話になった人や周りの人に喜ばれるのがうれしかった」と当時を振り返る。
病気、入院と気持ちがふさぐこともあったが、作品を通じた人とのかかわりが心の支えとなったという。
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