10/04/21 23:00:48.03 lvdr1B/W BE:1394518278-PLT(12000) ポイント特典
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★日教組トップの中村讓・中央執行委員長対談
―文部科学省は今、脱「ゆとり教育」へと大きく舵を切る途上にあります。
中村氏「でもね、何が学力かってとっても難しいんですよ。我々はPISA型のものを、「剥落学力」と
呼んでいます。試験までに詰め込んで、済めば剥げ落ちていってしまう学力という意味です。
そんな試験の結果に左右される日本の教育はおかしい。」
―委員長がおっしゃるように、どうして日教組のイメージは良くないんでしょう。
中村氏「愛国心などを巡る過去の
色んなことも無関係ではないかもしれない。
ただ、愛国心を強制するなって言いたいですね。組織だって「日本教職員組合」と
「日本」が付いているんですよ。しかし日本に固執することとは別だから。
― 自分の国を大切に思うのは、よくないことですか?
中村氏「なんで日本だけを愛さなきゃいけないの。今はグローバルな時代だって。日経新聞だって
いつもそう書いてるじゃない。そうした時代の中で、じゃあなぜ日本だけを大切にするの。
大相撲で、朝青龍や把瑠都は土俵に上がるな、ということ。」
― もちろん上がっていいと考える方が多いでしょう。がんばって、実績を残したわけですから。
むしろ、彼らに勝てない不甲斐なさを感じ、応援する気持ちを持つ人がいてもおかしくない。
中村氏「日本が大事だと言うなら、中国とか東南アジアなんかに日本企業は工場を作らずに、
日本に作りなさいよ。理屈の上ではそうなってくる。
「がんばれ」と思う人はまったく不自然ではない。おかしなのは、「強制」することなんですね。
第二次世界大戦が終結して間もなく、GHQは、日本教育の民主化を目指して、教員組合の組織化を
指示しました。結成に当たって我々は、戦前、戦中の教育の反省に立ち「教え子を再び戦場に
送らない」を誓いの言葉としたのです。
国旗、国歌にしても、「国旗国歌法」が制定されたわけですから、それに背く気もありません。
ただ、起立などを強制することについて、私はおかしいと思いますね。(抜粋。本文はかなりの長文です)
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