10/04/21 00:35:46.32 WpLNnlCH BE:1150282548-PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/omochi.gif
LWN.net の編集長 Jonathan Corbet 氏は「Linux カーネルの開発者は高齢化が進んでおり、
若い開発を惹きつけていない」と指摘したそうだ (InformationWeek の記事、japan.internet.com、本家 /. 記事より) 。
これは 4/14 ? 16 の日程でサンフランシスコで開催されていた Linux Foundation Collaboration
Summit のパネルディスカッションでの発言。Linux カーネルの開発者 Andrew Morton 氏も
開発者の高齢化を認めており、それと共に開発者らが「疲れてきており、以前のようなやる気や
熱気で開発に取り組む人々は減った」と指摘する。ただし、これは開発者がより深いレベルで
カーネルを理解し、修正に伴う複雑さに取り組む姿勢があることも意味しているという。
コードも人も複雑になり、現在の開発プロセスには「我々でさえ 10 年前なら投げ出したような」
要素もあるとも述べたとのこと。
2 ヶ月ごとにリリースされるカーネルには毎回およそ 1 万の修正が含まれており、これに貢献して
いる開発者は 1,100 ? 1,200 人いるとのこと。この多くが Linux カーネルに貢献するのは初めて
という開発者であり、プロセスそのものが衰えているわけではないと Morton 氏は補足する。
開発者の高齢化に関しては、他にも「髭に白いものが混じるようになった人は増え、それと共に
コーディングに関する知識も増えた。Linux カーネルの高齢化は開発者らが死に始めるまで続く
だろう」といったコメント (SCSI サブシステム開発者 James Bottomley 氏) や、「上層部での新
陳代謝は起きておらず、(昔からいる) 我々がまだそこにいる。もし我々が邪魔なようであれば
言ってくれ」といったコメントなど (sysfs サブシステム開発者 Greg Kroah-Hartman 氏) もあったそうだ。
URLリンク(slashdot.jp)