10/04/19 22:58:31.15 JjKHY9C+ BE:210762836-PLT(12001) ポイント特典
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よく勘違いされるんです。お金持ってると(笑)。
みなさん曰く「あんなに売れてドラマや映画にもなったんだからさぞや…」
NOOOOOOOOO!!(石丸元章風)
今日は具体的数字をあげて、
『盲導犬クイールの一生』1冊の収支と他の状況を説明したいと思います。
出版に関わっていない人には特に興味深いかと。
まず、単行本の売上げ(厳密には刷り部数)は、87万部。初版が6000部でした。
初版部数が少ないので、定価は、1500円(税込)。印税は、通常、単著ならば10%。
共著などでは、その10%を分配しますが、
配分の割合は千差万別で長引くのでまた別の機会に。
この本は写真の秋元さんと僕、そして盲導犬関連団体への寄付金で、3分の1づつとしました。
■本の総売上げ金額 1500円×87万部=13億500万
(今知ったけどこう言われるとすごい迫力!)
本の利益は、ざざざっくり言うと、以下の感じ。
細かいことはこれも長くなるので割愛。
■流通的な本の利益配分<書店2割、取次1割、版元7割>
取次ってのは、まあ一言で言えば卸やさんね。
ですので、
■全国の書店ひっくるめての利益=2億6100万
■各取次の合計利益=1億3050万
■版元・文藝春秋の利益=9億13500万
電卓叩いてたら、単位の大きさに他人事だと思えてくるが
待てよこれは自分に関係した話だと気を取り直して続ける、、、
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