10/04/18 19:36:02.89 plWvOK6t BE:381588252-PLT(12001) ポイント特典
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◇長妻氏「こわもて」の半面 「役人は役人の偉い人には従うんだ」
「野党時代は100個やれと言って、1個与党がやるイメージ。(今は)私が発言すれば基本的に
その通り動きますから、慎重にならざるを得ない」
4日、テレビ朝日の新番組「サンデーフロントライン」に出演した長妻昭厚生労働相は、あっさり
堅実路線への傾斜を認めた。
3月8日、首相官邸であった「新年金制度に関する検討会」でも、長妻氏はそうした考えを
にじませた。
「基本原則を打ち出したい。参院選の前でも後でも」。鳩山由紀夫首相や平野博文官房長官らに
そう語った長妻氏の意図は、「年金改革素案の提示は夏の参院選後でもいい」と発言した点にあると
受け止められた。参院選前に公表し、アピール材料にしようという政権内の動きに異を唱えたという
見立てだ。
検討会で長妻氏は、制度改革についても「慎重に進めたい」と拙速な議論を戒めた。ところが
古川元久国家戦略室長は「5月中をめどに基本原則をまとめたい」と締め、会議は20分で散会した。
年金を政争に絡めるのを嫌う姿勢は、一言居士・長妻の面目躍如だ。が、それは現行制度を守りたい
官僚の支援にもなる。長妻氏が野党時代、声高に主張しながら役人に抵抗された、「消えた年金」を
救う法案づくりは今も滞ったまま。保険料は年金給付以外に充てない、という約束も10年度は
守れなかった。
もっとも、長妻氏の官僚へのこわもてぶりに変わりはない。
(>>2-に続く)
▽毎日新聞
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