10/04/17 18:00:28.59 wPnhaVzn BE:1655035878-PLT(12001) ポイント特典
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問題なのは選挙民の水準と意識
沖縄の普天間基地問題は、なぜこうも歪められてしまったのか。
米軍基地縮小の問題が、いつの間にか「鳩山首相退陣」という政局問題にスリ替えられてしまった。
地元民の意をくんで、果敢に移転をぶち上げた鳩山首相が完全に悪者扱いで、
「5月末までに解決しろよ」「できなかったら責任取れよ」となっている。
いいことをやろうとした人が評価されず、「失敗したら腹を切れ」と責められる。
奇怪で嘆かわしい現象だ。これでは誰だって、損な役回りは引き受けなくなる。
進んで改革をやる政治家などいなくなってしまう。
原因はどこにあるのか。「鳩山首相が5月末と期限を切ったことがいけない」という批判は違う。
それなら期限を切らなければいいのか。最低でも5月末までは鳩山首相に好きにやらせてみて、
結果が出なかったところで責任を問えばいいだけの話だ。結果も出ないうちから、
「絶望的」「責任論浮上」と足を引っ張るからおかしいし、問題を歪めてしまったのだ。
それじゃあ、何が原因かといえば、米国だ。米国の“知日派”が移転を渋ったので、日本の外務省、
防衛省が最初から無理と決めつけ、大マスコミをたきつけ、鳩山総攻撃をやっている。そういう構図なのだ。
●自民党時代の歪んだ教育政策の著しい効果で国民の大多数が愚民化した
たとえば、米紙ワシントン・ポストが報じたからと、日本のメディアも大きく扱った鳩山首相をからかったコラムの一件。
ジャーナリストの大谷昭宏氏が「深刻な米軍基地の問題を日本に押し付け、それで騒ぎを引き起こしている米国の新聞が
日本の首相をバカにする。おかしいですよ。日本の国民がバカにされたのと同じことなのだから、怒らないと」と言っていたが、その通りだ。
「お前らに、とやかく言われたくないよ」と米国に抗議しなければいけない問題なのだ。
それなのに、「鳩山首相は最大の敗者」なんて屈辱的記事やテレビ報道を見て、
ヘラヘラ受け入れている。まったく情けない民度だ。
(全文は以下で)
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