10/04/13 23:28:17.36 qcPgPWfE BE:1069881629-PLT(12001) ポイント特典
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オーストラリア北東部の沖合で中国船籍の石炭運搬船が座礁し、重油が流れ出した事故で、
世界最大のサンゴ礁である「グレートバリアリーフ」に、およそ3キロにわたって傷がつくなど大きな被害が出ていることがわかりました。
オーストラリア北東部のクイーンズランド州の沖合で、今月3日、中国船籍の石炭運搬船が座礁し、
重油が流れ出した事故では、海事当局などが、12日夜から13日朝にかけて、
座礁していた船をタグボートを使って沿岸から9キロほど離れた場所までえい航しました。
事故があった海域は、世界遺産にも登録されている「グレートバリアリーフ」がある国立の海洋公園となっていて、
公園側によりますと、海底を調べたところ、サンゴ礁に幅250メートル、長さおよそ3キロにわたって引きずったような傷が残っているほか、
船の塗料がサンゴ礁に付着しているのが確認されたということです。
サンゴ礁の回復には20年はかかるとみられるということで、海洋公園などでは、
今後、数週間かけて被害の状況をさらに詳しく調べるとともに、塗料を除去する作業などを進めることにしています。
この海域には多くの船が往来していることから、今回の事故を受けて、地元の州政府は、
重油を流出させた船に対する罰金を大幅に引き上げる方針を示しているほか、
往来する船の監視システムの強化など、環境を守るための対策の検討を急いでいます。
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