大前健一「日本は情けない引き籠もり国家、全部若者のせい、日本はどんどん萎んでいく」at NEWS
大前健一「日本は情けない引き籠もり国家、全部若者のせい、日本はどんどん萎んでいく」 - 暇つぶし2ch1: 豆腐(三重県)
10/04/13 00:12:36.88 BD1dzoap BE:940842645-PLT(12007) ポイント特典
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なぜ日本はこうも情けない引き籠もり国家になり果ててしまったのか。考察を重ねると、一つの
社会構造の変化にたどりつく。「少子化」である。

今時のビジネスマンは海外赴任を打診されると、断る理由を3つも4つも挙げてくる。一番多いのは
「長男だから母親の面倒を見なければならない」。二番目が「家内が仕事をしているから」だ。
我々の時代なら張り倒されている。

それでも強引に行かせようとすると、「家族崩壊は会社の責任ですからね」「2年で呼び戻してくださいね」
など、捨て台詞を残してしぶしぶ(単身)赴任する。しかし気持ちは日本に向いたままだから、現地の
言葉を勉強したり、地元のコミュニティに溶け込む努力もしない。中国辺りだと近いから週末ごとに日本に
帰ってくる。

内向き、下向き、後ろ向きという日本の引き籠もりの現状を足し合わせて考えると、今の国力低下の元凶は、
高齢化よりも少子化によるエネルギー喪失のほうが大きいのではないかと思う。
これで食い詰めている状況なら、自分で生きるために動き出すしかないのだが、親は金を持っているし、
500円のコンビニ弁当でそれなりに腹が満たせる環境だから、危機感は薄い。かくして30過ぎても親掛かりの
パウチっ子が大量増殖したのだ。

今や日本の最大の世帯は、「単身者」「シングル」である。かつては20代後半までには結婚して子供を
生み、4人家族というのが平均的な家庭だった。
少子化という社会現象が日本経済、企業社会に与える影響は思っている以上に大きい。消費を喚起で
きないのも、企業の活力が落ち込んでいるのも、不景気の一言では片付けられない。少子化をとらえた
マーケティングや人事政策を行えば、もっと深掘りできるはずだ。そして政治。少子化によるエネルギー喪失を埋め
合わせる方策を、真剣かつ早急に考えて打ち出さなければ、人口構造的にリスクテイカーのいないこの国は
(そして企業も、家庭も)どんどん萎んでいくだろう。
URLリンク(president.jp.reuters.com)


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