10/04/12 20:33:36.02 OkqY43gu BE:1113502289-PLT(12001) ポイント特典
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“分業”化するビジネス、“非分業”化する家庭 「家事と育児だけの毎日」「仕事のみの人生」をつまらないと感じ始める人が増えている
一般的にビジネスの現場では、どんどん分業が進んでいます。昔は全部1つの会社で作っていたのに、今は液晶はA社、バッテリーはB社、プラスティック成形はC社と、
全部違うメーカーが作っていたりします。1つの工場の中でも、組み立てる人、塗装する人、検品する人などに分離され、開発は日本、組み立ては台湾という国際的な分業も多くなっています。
事務職も同じで、昔は総務部が人事も総務も法務も全部担当していたのに、今は人事部、総務部、法務部に分かれ、人事部の中がさらに、採用だけやる人、給与計算だけやる人、
労組対策を専門にやる人、と分離してきています。
ところが反対に、家庭では非分業化が進行しています。
昔は、「家事と育児だけする人=妻」「稼ぐだけの人=夫」「勉強だけの人=子ども」「留守番と近所付き合いの担当=おじいちゃん&おばあちゃん」のように、家族はそれぞれの役割を
分業して担当し、各人は1業務専任でした。
ところが今は、夫も妻も両方が働くし、家事もする。家庭では分業をやめて、非分業化する動きが主流となりつつあります。なぜ、ビジネスでは分業が進み、家庭では非分業が進んでいるのでしょう?
理由は「分業体制と生産性」の関係にあります。効率を上げるためには分業体制が適しているのです。分業すれば、スキルは高度に専門化して生産性があがります。料理は妻がずっと
作っていた方がおいしいし、洗濯も掃除もたまに夫にやってもらうより、妻が自分でやった方が手早く終わらせられます。
だから、効率や生産性が重要なビジネス現場では分業が進みます。ところが、効率を追求すると、面白くなくなります。分業による高効率は楽しくないのです。「家事と育児だけの毎日」
「仕事のみの人生」をつまらないと感じ始める人が増えているから、家庭では分業をやめるところが増えているのです。
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