10/04/11 12:55:45.58 Jx5qroxk BE:211119168-PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/2nida.gif
ヨーロッパの戦場に初めて戦車が出現したのは第一次世界大戦だ。主要国はその開発にもてる技術を注ぎ、フランスは
FT-17、ドイツはA7Vという戦車を戦線に送りこむ。前者はルノー製、後者は共同開発だが生産はダイムラー社が行った
▲ちなみにFT-17は重量約6トンの軽戦車、A7Vは約30トンの重戦車だ。ドイツは敗戦で戦車保持を禁じられ、
フランスのFT-17は戦後も長く使われる。かつて犬猿の仲だった仏独両国を代表する自動車メーカーの因縁だ
▲時は移り仏独協調を軸に経済統合を進めてきた現代欧州である。ルノー・日産連合とダイムラーが資本提携に踏み切ったと聞けば、
当然ありうる組み合わせと受け取る向きが少なくないだろう。世界規模で繰り広げられてきた自動車産業再編もだいぶ煮詰まってきた
▲ただ仏独両国では提携を歓迎する論評と共にやや懐疑的な声も聞く。これもやはり両国の名門メーカー同士の縁組ゆえだろうか。
ある独誌が「不釣り合いなパートナーだ」とルノーをけなせば、仏メディアは「ダイムラーばかりに有利だ」と不満をあらわにしている
▲とはいえ重戦車ならぬ大型高級車やエンジン技術に強みをもつダイムラーと、小型車開発や環境技術でまさるルノー・日産連合である。
環境対策と途上国市場進出で激化する国際競争にあって、技術と市場開拓で相互に補完し合う関係を求めるのは当然の選択だろう
URLリンク(mainichi.jp)