10/04/06 13:17:59.59 StSb7Hzs
法律学無知の奴のために論点を整理すっと、
まず、登記と所有権は日本では無関係。
登記上の所有者と実際の所有者の食い違いが多々あるので、不動産において公信の原則を日本民法は採用されていないからね。
固定資産税がどうなっているのかはしらんが、おそらく市の税務課は登記簿から形式的に所有者を判断していただけかと。
ただその際に登記簿上の所有者が疑義を申し立てているのだから、その時点で調査等のしかるべき措置がなされるべきだったのは確か。
そして、現在の土地は学校側が占有している。
この事実から、まず学校側が所有権を時効取得している可能性がある。
時効取得していなかったとしても、本件土地は学校側が占有している以上、自力救済は禁止される。
学校の校庭にミカンの木数百本植えたら学校の業務に支障が出るのは当然なので、威力業務妨害が成立する余地は多分にある。
結局、学校側もオッサンも、裁判で本件土地の所有権を確定させるべきだった。
それが原因で今回こんな騒動になってしまったわけです。
ちなみに素朴な法感情からオッサンの肩を持っている人が多いみたいだけど、
例えばオッサンが極悪人で、登記簿上本件土地がオッサン所有のままだったことをチャンスとして、
学校に高く土地を買い取らせるためにあえてミカンの木を植えて大騒動にする、なんてことは考えないの?