10/04/05 20:59:00.93 PPgQYCan BE:1819469568-PLT(12557) ポイント特典
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外国為替市場概況:ドル下落、期待外れの米ADP雇用推計受け
【ニューヨーク】3月31日の外国為替市場では、この日発表された米雇用関連統計が失望的な内容となったことを受けて、
米連邦準備制度理事会(FRB)が超低金利政策を市場の予想より長期にわたって継続するとの見方が強まったことから、ドルが下落した。
ドルはユーロに対して1週間ぶり安値まで売り込まれ、1-3月期の上げ幅は6%まで縮小した。
ドルは英ポンドに対しても0.8%下落し、スイスフランに対してはほぼ2カ月ぶりの安値をつけた。
この日のドル売りは、四半期末で多くの投資家が持ち高を調整したことも一因だった。
ただ、米労務管理代行大手オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)と経済顧問会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した3月の雇用推計で、
民間部門の雇用が予想外に減少したことを受け、米労働省が2日発表する3月の雇用統計で非農業部門就労者数が大幅に増加するとの期待が損なわれたことから、ドル売りは加速した。
市場は「FRBの利上げ期待を排除しつつある」と、スコシア・キャピタルの為替ストラテジスト、カミラ・サットン氏は述べた。
米国の低金利は、ドルを保有する妙味をそこなうため、「ドルの下押し圧力が増している」と指摘した。
金利先物トレーダーらはADP雇用推計の発表を受け、11月利上げの織込み幅を86%から72%に縮小した。
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