10/04/01 22:40:47.28 Zd10ids1 BE:673278454-PLT(12001) ポイント特典
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5500人以上が感染した「Kenzero」、振り込め詐欺の40倍の成功率
Kenzeroは、違法アップロードされたアダルトゲームやウイルス対策ソフト、
ホームページ制作ソフトなどのアプリケーションやOSのsetup.exeに偽装しているのが特徴。
これをユーザーが実行すると、スクリーンショットやコンピューター情報(使用環境、
Internet Explorerのお気に入り、ファイル履歴など)を取得する。
また、「オンラインユーザー登録」などと称して、個人情報やプライバシー情報を
ユーザー自らに入力させる画面を表示。具体的には、氏名や性別、年齢、
メールアドレス、ゲームで使用する主人公・恋人・友達の名前などを入力させる。
これらの情報は、「国際著作権機構(ICO)」を名乗る悪質なサイトに送信されていた。
「国際著作権機構(ICO)」に送信された情報は同サイトで公開されるとともに、
ユーザーに対しては「株式会社ロマンシング」名義で著作権侵害の旨を記したメッセージを表示する。
さらに、掲載された情報を削除するためには、「和解金」として「著作権使用料相当額」を
「株式会社ロマンシング」の指定口座に支払うように誘導されるという。
「国際著作権機構(ICO)」のサイトはすでに閉鎖されている。ネットエージェントによれば、
サイト閉鎖までの間、ウイルス感染者5510人のうち、掲載された個人情報を削除してもらうために、
株式会社ロマンシングに対して「和解金」を支払うなどして、個人情報を削除してもらったと思われる人数は661人だったという。
また、1件あたりの「著作権使用料相当額」として請求される金額5800円で試算すると、
今回の被害総額は最大 383万3800円に上ると説明。約8.3人に1人(約12%)が支払いに応じたと仮定すると、
「非常に高い確率」であり、振り込め詐欺でだまされる確率とされている1000人に3人(0.3%)と比べると40倍となり、
極めて高い数値であるとしている。
なお、ネットエージェントでは、今回公表したウイルスの概要はあくまで一例だと説明。
今後も亜種が増え続けると予想されるとして、注意を促している。
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)