10/04/01 22:40:14.18 Zgw5w/+N BE:594378825-PLT(12001) ポイント特典
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月31日、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されている、試料回収カプセルの大気圏再突入計画の詳細を発表した。
発表によると、「はやぶさ」のカプセルを予定通り、2010年6月にオーストラリアの砂漠地帯に落下させるが、
「はやぶさ」の本体については、化学推進系の故障により、
惑星間軌道に離脱させることができなくなったため、大気圏再突入させ、燃え尽きさせてしまうという。
今後、JAXAは「はやぶさ」に対し精密な軌道修正を行い、再突入の9日前、高度200kmを通過する軌道に入り、
地球から約300万km離れた所でイオンエンジン1基を20時間噴射させ、着陸地点をオーストラリア内陸へ移動させる。
そして、再突入の3時間前に「はやぶさ」からカプセルを切り離し、切り離されたカプセルは秒速12km、角度12度で大気圏に再突入する。
高度約 10kmでパラシュートを開き、前面及び背面のヒートシールドを分離し、ビーコンを放射しながら降下する。
砂漠地帯に落下したカプセルについては、探索班を配置し、回収させる。
また、カプセルが着陸するまで、着陸予測地帯は立ち入り禁止とする。
「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑星イトカワに着陸し、表面の岩石やチリを採取した。
「はやぶさ」のカプセルには小惑星の岩石やチリが入っている可能性が高く、惑星誕生の解明や惑星材料の分析などの手がかりとなる。
■「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について
URLリンク(www.jaxa.jp)
URLリンク(www.sorae.jp)
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