10/03/30 12:16:16.85 a7yRD5uk BE:1904988285-PLT(12001) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/torimasu.gif
日本における家電製品のブランドランキングは、デジカメも、パソコンも、ポータブルプレーヤーも、
携帯も上位はすべて日本企業が占めている。
しかし、これは日本市場でのことであり、新興国の事情はこの数年で様変わりしている。日本企業
はこの半世紀、内需と欧米市場への徹底したマーケティング戦略を取ってきた。そのすきに新興国
市場は大きく変容していたのだ。新興国の中で特に成長が著しく、マーケット規模が最大の中国
での主要家電製品におけるブランド意識はどうだろうか?
まずは、デジタルカメラの分野から見てみよう。デジカメの一流メーカーがひしめく日本が、韓国の
LGやサムソンに抜かれ、「Canon」や「Nikon」が3位、4位である。
次に、液晶テレビ部門を見てみよう。液晶テレビに関しては、日本の企業がランクインされていない
始末だ。天下のシャープやソニー、パナソニック、東芝、三菱電機の液晶テレビがランキングされて
いないのには目を疑わざるを得ない。ポータブル・ミュージック・プレーヤー部門では、米アップルの
ipod(アイポッド)が断トツだ。同部門で代名詞とまでなったソニーのウォークマンは劣勢にある。
パソコン部門でも日本企業はランキングされていない。日本のパソコンメーカーは大半が既に
中国進出を果たしているにもかかわらず、この結果だ。
最後に、携帯電話を見てみよう。ここにも日本企業は存在しない。
これは日本人だけが知らない事実である。この状況は中国だけに言えることではない。今、新興国
全域で日本企業のブランド力が低下している。そして、それは日本企業のシェアを直撃している。
【新興国に翔ける】現地に適したマーケティングが必要
URLリンク(www.sankeibiz.jp)