10/03/28 23:07:54.37 zpphfm5f BE:1928493375-PLT(12161) ポイント特典
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国立大学86法人の教育研究活動や業務運営について、文部科学省が具体的な数値で示した総合評価で
弘前大が全国最下位の評価となったことが分かった。同大は26日に記者会見を開き、評価方法に疑問を投げかけた。
国立大学法人評価委員会などが各大学の中期目標・計画に照らし、2004~07年度の取り組みを個別に評価した。
同省はこの結果をもとに総合評価を91点満点で算出し、弘前大は最も低い35・39点だった。
会見した同大の藁科勝之理事らによると、学部・研究科の教育水準と研究水準はすべてで「水準にある」とされた。
一方、大学全体の教育研究達成度や業務運営達成度では、業務運営達成度の「業務運営の改善・効率化」が「不十分」と
なった。大学院博士課程の定員充足率が基準を満たしていないことなどが理由で、総合点の低さに影響した。
藁科理事は「評価そのものは真摯(しんし)に受け止める」としながらも、「例えば、目標設定を高くすると達成度は低くなる。
大学としての取り組みが劣っているわけではない」と、評価やその方法に不満を漏らした。文科省は新年度、評価結果を大学
への運営交付金の配分に反映させる。同大は700万円の減額となる。最高点は奈良先端科学技術大学院大の70・00点で
上位20校には東京大、東北大など旧帝大7校のうち6校が入った。