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TBSが韓国の連続ドラマ『アイリス』を地上波で4月21日より水曜午後9時枠で放送することになった。
日本で海外ドラマが地上波ゴールデン枠に編成されるのは1995年の米ドラマ『Xファイル』以来16年ぶり、韓国ドラマでは初めてのこと。
『アイリス』は、2009年10～12月にかけて韓国KBSにて放送された、イ・ビョンホン主演の全20話のテレビドラマである。
韓国の制作会社の作品だが、 TBSは放映権購入を前提に制作段階から協力。
おかげで200億ウォン（約15億円）という映画のような巨額制作費を使って、韓国はもちろん日本やハンガリーでも長期海外ロケを行った。
またイ・ビョンホンのほかに、キム・テヒ、チョン・ジュノ、キム・スンウ、キム・ソヨンなどの豪華キャストを配して、
ハリウッド並みのスペクタクルな映像と迫力あふれるアクションが魅力の大作ドラマに仕上がっている。
恋愛や友情を織り交ぜながら、第2次朝鮮戦争を防ぐため、命をかけて任務を遂行するNSS要員の生きざまを描いた『アイリス』。
韓国では初回視聴率24.5％、平均視聴率は30％を超え、最終回視聴率39.9％、最高瞬間視聴率50.2％を記録した。
（中略）
日本ではヨン様旋風を起こした『冬のソナタ』以後、韓流が下火になったようにも見えたが、
『ファン・ジニ』『宮廷女官チャングムの誓い』『太王四神記』などが繰り返し放送され、韓国ドラマがわが国の大衆文化にも幅広く根づいたようだ。
これまで韓流ファンには中高年の女性が多かったが、『アイリス』がゴールデン枠で放送されることによって、
アクション映画好きのヤング層や中高年男性をどれだけファンに取り込めるか、興味深く見守りたい。
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