10/03/22 19:07:38.46 rBZziLC4 BE:1369862584-PLT(12021) ポイント特典
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JR東海が進めているリニア中央新幹線建設構想は、日本の未来を左右する壮大なプロジェクトと言ってもいい。
実現すると、東京-大阪間は最短時間で67分となり、通勤圏となる。東海道新幹線は日本の政治、経済、
社会などの面に大きな影響を与えたが、リニアがもたらす変化はその比ではない。だが、
「オラが街に鉄道を! 新駅を!」といった地域エゴがまかり通れば、夢は粉々に砕けてしまいそうだ。
エゴに嫌気が差したJR東海は、その主な“発信地”とされている長野県を迂回(うかい)するルートを選択してしまうかもしれない…。
■リニア新幹線は迷惑施設?
「中間駅を地元で負担すべきだという議論は、これまでの高速交通体系の整備の中で全然なかった話ではないか。
高速道路のインターチェンジは道路公団が負担してきた」
「高速道路がインターチェンジなしに通るだけだったら、地元にとっては単なる迷惑施設ではないか」
3月12日、長野県庁で記者会見した村井仁知事はルート上の地元に設けられるリニア新幹線の駅を
建設するにあたっての費用について、JR東海が負担すべきだとの姿勢を変えず、地元自治体も応分の
負担をすべきだという見解を語気を強めてはねつけた。
リニア新幹線をめぐっては、この中間駅建設も問題の一つだが、最大の焦点はどのルートを選択するかだ。
JR東海などが昨年12月にまとめた調査報告書は、リニア新幹線のルートについて
(1)南アルプスをほぼ直線で貫通するルート(2)南アルプスを北に迂回する伊那谷ルート
(3)さらに北に迂回する木曽谷ルートの3つの案を提示している。
もちろん、JR東海は南アルプスルートを強く望んでいる。東京-大阪間で見た場合、
最短時間は南アルプスルートが67分だが、木曽谷ルートは73分、伊那谷ルートは74分。
一方、建設費は南アルプスルートが9兆300億円なのに対して、木曽谷ルートは9兆5700億円、
伊那谷ルートは9兆6800億円となる。
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