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インテル名将が本田偵察…名指しで警戒した
日本代表MF本田圭佑(23)を世界の名将が“生チェック”した。CSKAモスクワは21日、ホームでディナモ・モスクワと0―0で引き分けたが、
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝(31日、4月6日)で対戦するインテル・ミラノ(イタリア)のジョゼ・モウリーニョ監督(47)がスタンドから観戦。
CSKAモスクワの攻撃の中心を担う天才レフティーを、名将が名指しで警戒した。
イタリアからわざわざモスクワまで足を運んだモウリーニョ監督の一番のお目当てが本田だった。参謀のルイ・ファリア・フィジカルトレーナーと並んで
VIP席で観戦した名将は、試合に先駆けて「昨年と比較して、何人かの新しい選手を見るためにCSKAモスクワの試合を見にきた。特に本田をじっくり
観察したい」と今やCSKAモスクワのキーマンとなっている日本代表MFを名指しで警戒した。
FCポルト、チェルシー、インテル・ミラノと、指揮を執ったクラブをリーグ優勝に導いた“優勝請負人”が警戒するのも当然だった。16日の欧州CL・
セビリア戦で本田は1ゴール1アシストを記録。VVVフェンロ時代から一定の評価を得ていた本田といえども欧州CLという大舞台でどこまで実力を発揮
できるかは未知数な部分もあった。だが、欧州全土を驚かせた活躍により本田の評価は特A級にジャンプアップ。相手チームを綿密に分析して周到な戦術を
採用するモウリーニョ監督にとっては、最も重点的にチェックしなければいけない存在となった。
特にセビリア戦の決勝ゴールとなったブレ球FKは、準々決勝で対戦するインテル・ミラノにとっても脅威。それだけに、モウリーニョ監督が自らの目で
ブレ球FKの軌道や威力を確かめるのはもちろん、さらには、どん欲にシュートを狙う本田のプレースタイルも頭にインプットする必要があった。
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