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図書館の貸出期限2週間って正直短いよね
明治大学生田図書館（川崎市多摩区東三田）は四月一日から、川崎市民らに蔵書の貸し出しを始める。
同大では十九日、川崎市立図書館と相互協力の覚書に調印。理系の専門書が中心の豊富な蔵書に、市内在勤の研究者も含めた幅広い利用が期待されている。 （北条香子）
同大生田図書館は、二〇〇六年春から地元の多摩区民に開放している。昨年は多い月で区民約百四十人が来館するなど好評で、他の市民からも利用を求める声が出ていたという。
生田図書館は理工、農学部を擁する生田キャンパス内にあり、自然科学系の専門書をはじめ約四十万冊を所蔵する。
また、都内にある同大の中央、和泉両図書館の蔵書計百八十万冊も取り寄せて利用できるという。
利用できるのは、大学生や受験生をのぞく二十歳以上の市内在住か在勤者。市立図書館では補いにくい専門書がそろうため、特に研究者や技術者には便利になると期待される。
これまで和光大学（東京都町田市）や田園調布学園大学（麻生区）が、川崎市民への蔵書の貸し出しを行っており、明治大が加わることで、さらに市内の読書環境がパワーアップする。
調印式で同大図書館の吉田正彦館長は「市民にも積極的に利用してほしい」とし、市立中原図書館の寺内藤雄館長は「市立図書館ではなかなかない理工系の蔵書」と歓迎した。
貸し出しには川崎市立図書館の「貸出カード」のほか、明治大学図書館の「ライブラリーカード」（登録料千円、有効期限は一年）が必要。
一、七月は大学が試験期間中で市民の利用は不可。問い合わせは同大生田図書館＝（電）（９３４）７９４６＝へ。
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
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