10/03/17 19:24:26.64 xGRpKRet BE:163540962-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_buun01.gif
東北大金属材料研究所などの研究チームは、電流を通さない絶縁体を使って
電気信号を伝達することに成功した。
電子そのものが移動する電流ではなく、電子の自転(スピン)が
次々に伝わる性質を利用する方法で、パソコンや携帯電話などに使われる集積回路サイズなら
約8割の省エネが可能という。
論文は11日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。
通常の集積回路などは、金属や半導体に電流を流すことで電気信号を伝達する。
しかし、電流が流れる際には金属などの内部抵抗による熱(ジュール熱)が生じ、
エネルギーを失うため、素子の小型化や省電力化の妨げになっていた。
同研究所の斉藤英治教授(物性物理学)らの研究チームは2006年、白金など一部の金属に電流を流すと、
電子のスピンの方向が次々に変化して隣の電子に伝わる「スピン波」が生じたり、
逆にスピン波が金属に電流を生じさせたりする現象を発見。
この現象を利用して、電気信号を伝達することを考えた。
URLリンク(www.jiji.com)
URLリンク(www.jiji.com)