10/03/17 09:28:34.40 A1cxVX8E BE:1003109292-PLT(12950) ポイント特典
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勝連城跡修復へ募金活動
沖縄本島で先月末に99年ぶりに観測された大きな地震で、沖縄県うるま市の世界遺産に登録された勝連城跡の城壁の一部が崩落した。
「崩れた城壁を一日も早く修復したい」と15世紀に勝連城に実在した
最後の王「阿麻和利」の物語を舞台で演じてきた若者たちが、募金活動に立ち上がった。
地元の中高生が演じる「肝高の阿麻和利」は「現代版組踊」と称され、
2000年の初演から168回のロングランを誇る。メンバーの世代交代を繰り返しながら、
国内外で11万人近い人たちを魅了してきた。昨年12月には、この舞台と、舞台づくりを通じた地域おこしの
取り組みが認められ、日本ユネスコ協会連盟の「第1回プロジェクト未来遺産」に登録された。
先月27日早朝に発生した地震は、うるま市で震度4を記録。勝連城跡の外壁の北東部分が幅7メートル、高さ6メートルにわたって崩落した。
今回の募金の発起人は「肝高」の卒業生たち。勝連城跡を次世代の子どもたちの夢あふれる場所にしたいとの
願いを託し、「『みんなで造ろう世界の宝』かっちん城Dreamプロジェクト」と名付けた。
募金は城壁の修復のほか、同城跡周辺を活性化するイベントなどに役立てられる。
今年は世界遺産登録の10周年であり、「肝高」の初演から10周年を迎える節目でもある。
卒業生代表の具志堅智美さん(24)は「城壁の崩落にはショックを受けたが、
おかげで城の大切さを改めて再確認できた。市民や観光客に安心して訪れてもらうために何ができるかを考え、
ピンチをチャンスに変えていきたい」と話している。
URLリンク(mytown.asahi.com)