10/03/15 12:43:45.95 K9V/D2P3 BE:1694742-PLT(12000) ポイント特典
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2009年の県内の自殺者数は前年比30人増の543人(暫定値)と、3年連続で増加したことが、県警のまとめで
わかった。ピークだった03年に比べ約2割減っているものの、国が毎年6月に発表する自殺死亡率(人口10万人あたり)
では全国最悪となりそうな勢い。関係機関・団体が自殺防止への取り組みを強めてはいるが、「原因不詳」が最も多く、
実効性ある対策をなかなか打ち出せないのが実情だ。(木瀬武、吉田健一)
「首をくくって宙に浮かんだ父の姿が、目に焼きついている。なぜ自殺の兆候に気づけなかったのか」
2月24日、自殺問題に取り組む県立精神保健福祉センターが青森市内で開いた自死遺族支援研修会。青森市在住の
田沢美和子さん(39)が、父親の自殺の経験を静かに語り始めた。
田沢さんの父親は08年8月20日未明、自宅で首をつって自殺した。67歳、借金苦が原因だった。
最後の夕食はラーメンとカレーライス。後に、泣きながらラーメンをすすっていたと聞いた。「どんなことを考えながら、
最後の食事をとっていたのだろう」。父の胸の内をくみ取れなかった自分を責めた。
それまで考えたこともなかった、自殺者遺族が抱える重荷。自宅前には、嫌がらせの石が山のように積まれたり、
鳥の死骸(しがい)が置かれたりしたこともあった。
「自殺者の遺族に向けられる社会の冷たい目に打ちのめされた。遺族も苦しみ続けているというのに……」。約130人の
参加者は田沢さんの話にじっと聞き入った。
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