10/03/14 20:54:51.30 oBjwtDVO BE:1325981186-PLT(12000) ポイント特典
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息子育て:「結婚力」意識を 20代男性「3割は生涯未婚」予測
異性にがつがつしない「草食系男子」が増えたことで、男の子の育て方も変わりつつあるようだ。
「男子校は避けて」「性教育をお父さん任せにしない」--そんな意見を聞いてみた。【大和田香織】
「自分に息子がいたら男子校は勧めません」と断言するのは明治大学教授(心理学)の諸富祥彦さん(46)だ。
昨年12月出版した「男の子の育て方」(WAVE出版)には心理学を学ぶ学生の調査結果も含めてこんな記述が並ぶ。
「男の子には『婚活』ならぬ『婚育』」「就職活動でフットワークの軽い男子は、小学生時代に家事の手伝いをしていた」
「共学出身の大学生で彼女のいる割合は約4割だが男子校出身者は1割」
不登校やひきこもりなどのカウンセラーでもある諸富さんが気にするのは、男子のコミュニケーション能力の低さと、
人間関係でも傷つきやすいことだ。「明治の学生300人の調査ではカップルの65%が、女子の告白でつきあい始め、
相対的に女子が『肉食化』している。20代男性の3割が生涯未婚との予測(05年国勢調査からの推測)もある。
親は変化を意識してほしい」
息子に就職も結婚も望むなら、(1)習い事をやめたいと言っても、2、3度は背中を押し「踏ん張る力」を養う
(2)幼児期から家事手伝いで、まめに体を動かす習慣をつける(3)中学高校時代に同世代の異性と触れ合う機会をもうける-
-ことが大事と助言する。
東京都新宿区の私立男子校「海城中学・高校」の教頭、茂木雅之さん(57)は「異性の目が気になる時期こそ、
男子だけでなりふり構わずに議論し、裸でつきあう場があっていい」との意見だが、「他者とのかかわりが下手になった」
という見方は同じだ。外で遊ぶ場が減り、雑多な人間関係にもまれる機会が減ったためだと考えている。
そこで約5年前、中1と中2の行事にプロジェクトアドベンチャーという活動を取り入れた。仲間に命綱を持ってもらい
綱渡りに挑むなど、体を使う課題に集団で取り組む。他者を気遣ったり、意思疎通するすべを身につけるのが狙いだ。
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