10/03/14 13:42:47.31 SatUOVlL BE:1983593849-PLT(12100) ポイント特典
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放送倫理・番組向上機構(BPO)が昨年十一月に公表した最近のバラエティー番組に関する
意見書を受け、民放連が十一日、在京キー局の番組制作者と視聴者を交えたシンポジウムを
都内で開催した。題して「バラエティー向上委員会~作りたいバラエティー、見たいバラエティー~」。
どんな議論になったのか-。 (近藤晶、岡博大)
壇上には、各局十人ずつ計五十人の制作者が「ひな壇芸人」のごとく並んだ。視聴者の参加は
五十人。BPOの放送倫理検証委員会から吉岡忍、水島久光両委員がゲストとして出席した。
まずは司会者が制作者に質問。回答は番組よろしく電光掲示板を使って「~という人はスイッチ
オン」という形式。検証委の意見書を読んだのは、全員でなく四十八人。二十二人が「正直、うっとうしいと
思った」。制作者に読んでもらおうと腐心した検証委にとっては「ガッカリ」な結果が出た。
現在のバラエティーは、三十二人の制作者が「正直やりにくい」と回答。やり玉に挙げられ
がちな罰ゲームに関しては、「BPOに言われると、今後できないという防御本能が働いてしまう」と
萎縮(いしゅく)する声も。九人が「罰ゲームが禁止されたり、自主規制したりしている」と答えた。
検証委が意見書を出したのは、BPOに寄せられる視聴者からのクレームの多さが背景にある。
制作者からは「テレビと視聴者の距離が広がっている」という見方の一方、「視聴者にもう少し
理解してほしい」と寛容さを求める声もあった。吉岡氏は「視聴者の声には、番組全体を見れば
こうならないだろうと感じたものが結構ある」。水島氏は「ある部分だけ切り取って見られると
リスクが大きい。それを念頭に置いておく必要がある」と指摘した。