10/03/12 17:05:30.72 qnuikiFX● BE:1473948375-BRZ(10000)
sssp://img.2ch.net/ico/sii_mona.gif
ソース:URLリンク(greenz.jp)
今年7月~10月、100日間に渡り開催される瀬戸内国際芸術祭 2010。
「海の復権」をテーマに、瀬戸内海に浮かぶ島々を舞台にした現代アートの祭典が、いよいよこの夏、幕を開ける。
記者会見は、香川県知事、総合プロデューサーの福武聡一郎氏
(財団法人直島福武美術館財団理事長)、総合ディレクターの北川フラム氏、
グラフィックデザイナー原研哉氏はじめ9組の参加デザイナー・アーティストが参加して盛大に行われた。
知事による開催挨拶のあと、登場するなり「東京は狂っている」という強い言葉から語り始めたのは、
総合プロデューサーの福武總一郎氏。刺激と物に溢れ、常に競争の中にある東京。そこには、
物質的には豊かでも精神的には孤独で寂しいという気持ちを持っている人々が多く生活している。
幸せを求めて生きているのに、なぜ幸せになれないのか?その答えは、「幸せな地域にいないから」。
幸せな地域にいないと、ひとりひとりがいくら幸せであっても本当に幸せを感じることができないのだ、と福武氏は言い切った。
では「幸せな地域」とはなんだろう?福武氏は、それを「お年寄りの笑顔のいいところ」と表現した。
人生の達人であるお年寄りがいきいきと笑顔で生きている。
そういう地域にこそ、本当の幸せがある。芸術祭の成功には、お年寄りも現代アートに参加し、
楽しみ、元気になってもらうことも欠かせない要素として考えられているようだ。
「瀬戸内海を世界で一番の楽園にし、精神的な本当の“豊かさ”を発信していきたい」
「東京ではなく、瀬戸内海が日本の、アジアの中心であるということを世界に知らしめたい」