10/03/11 14:11:13.53 EMiE1/bm BE:108201942-PLT(12144) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_onigiri04.gif
61空港、需要予測届かず 08年度、達成8空港のみ
国土交通省は9日、国内98空港について、空港を建設したり拡張したりする際の
判断基準となってきた国内線の需要予測と2008年度の利用実績をまとめた。
建設時期が古くて当時の需要予測が明らかでない空港や実績がない空港などを除く
69空港のうち、実績が予測を上回ったのは8空港にとどまり、約9割の61空港は
予測を下回った。甘い予測に基づいて地方空港を乱造してきた実態が浮かび上がった。
08年度を予測の対象年度としていない空港も多く厳密な比較はできないが、
直近の予測と実績とを単純に比較すると、予測を上回っているのは熊本、長崎、
庄内(山形県)、岡山、那覇、旭川、名古屋、羽田だけだ。
一方、小値賀(おぢか)、上五島(ともに長崎県)など5空港が、路線の運休などで
利用実績がほぼゼロ。紋別(北海道)、石見(島根県)、奥尻(北海道)など離島や
過疎地の空港も予測を大幅に下回った。松本が5分の1、福島は4分の1、宮崎は
3分の1にとどまるなど、都市部でも大きく低迷した空港も多く、33空港の実績が
予測の半分を割った。
需要予測は国や地方自治体、空港会社などが、交通量や人口・国内総生産(GDP)の
将来予想、観光需要の見通しなどを基に作成し、建設の必要性を判断する重要な指標だ。
調査の多くは、同省出身者が幹部を務める「運輸政策研究機構」などの財団法人や
コンサルタント会社などに委託されている。
ソース:URLリンク(www.asahi.com)
依頼160