10/03/07 13:24:04.41 UfBWpC7z BE:170789639-PLT(12000) ポイント特典
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道路下に「ネコ走り」 対馬
国の天然記念物ツシマヤマネコを交通事故から守るため、対馬市の市民ボランティアグループ
「ツシマヤマネコ応援団」(野田一男代表)と環境省対馬野生生物保護センターが、同市上対馬町の
小鹿トンネル(県道)周辺で、道路下にある排水路入り口にU字溝を設置した。
ヤマネコが通る排水路の入り口に水がたまっても利用出来る状態にし、道路に飛び出さないようにした。(島居義人)
センターによると、ヤマネコが巻き込まれた交通事故は1992年以降計50件起きており、43匹が死んだ。
同トンネル近くでは、2007年1月に車にひかれた死骸(しがい)が見つかった。
排水路の入り口部分は雨が降ると水がたまり、ヤマネコは排水路を利用しづらいことがわかっていた。
道路に飛び出して事故に遭う恐れがあるため、入り口に通り道となる「ネコ走り」を確保することにした。
設置工事は6人で実施。3か所の入り口で、たまった水や落ち葉を丹念に取り除いた後、コンクリート製の
U字溝(長さ約60センチ、幅、高さとも約30センチ)計10個の底面を上にして並べ、金具で固定した。
センターは「排水路にカメラを設置して利用状況を見守る。排水路はほかにもあるので、
道路関係者の理解が得られるデータにしたい」と話している。
一方、センターは昨年12月と今年1月、死骸が見つかった峰町志越と上県町鹿見の県道沿いに、
事故防止を訴える移動式の看板を2基ずつ設置した。
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