10/03/06 15:13:20.86 I+jK6yt0 BE:908926439-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_iyahoo.gif
ネットで目立つ医師の“暴走”、医療被害者を攻撃
2006年に奈良県の妊婦が19病院に転院を断られた末、搬送先で死亡した問題では、
カルテの内容が医師専用掲示板に勝手に書き込まれ、医師らの公開ブログにも転載された。
警察が捜査を始めると、書いた医師が遺族に謝罪した。
同じ掲示板に「脳出血を生じた母体も助かって当然、と思っている夫に妻を妊娠させる資格はない」
と投稿した横浜市の医師は、侮辱罪で略式命令を受けた。
同じ年に産婦人科医が逮捕された福島県立大野病院の出産事故(無罪確定)では、
遺族の自宅を調べるよう呼びかける書き込みや、「2人目はだめだと言われていたのに産んだ」と
亡くなった妊婦を非難する言葉が掲示板やブログに出た。
この事故について冷静な検証を求める発言をした金沢大医学部の講師は、
2ちゃんねる掲示板で「日本の全(すべ)ての医師の敵。日本中の医師からリンチを
浴びながら生きて行くだろう。命を大事にしろよ」と脅迫され、
医師専用掲示板では「こういう万年講師が掃きだめにいる」と書かれた。
割りばしがのどに刺さって男児が死亡した事故では、
診察した東京・杏林大病院の医師の無罪が08年に確定した後、
「医療崩壊を招いた死神ファミリー」「被害者面して医師を恐喝、ついでに責任転嫁しようと騒いだ」
などと両親を非難する書き込みが相次いだ。
ほかにも、遺族らを「モンスター」「自称被害者のクレーマー」などと呼んだり、
「責任をなすりつけた上で病院から金をせしめたいのかな」などと、おとしめる投稿は今も多い。
誰でも書けるネット上の百科事典「ウィキペディア」では、市民団体の活動が、
医療崩壊の原因の一つとして記述されている。
奈良の遺族は「『産科医療を崩壊させた』という中傷も相次ぎ、深く傷ついた」、
割りばし事故の母親は「発言することが恐ろしくなった」という。
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)