10/03/06 11:33:56.14 4NWjOI2r BE:666746827-PLT(12000) ポイント特典
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新興国市場をめぐる環境は大きく変化してきている。「日本はもの作り大国」であり、良い物を
作れば世界で通用するというだけでは勝てないことが明らかになってきた。
例えば韓国の家電製品は、とうに日本製品の模倣、安物の粗悪品から脱し、「日本的な感覚で
言うと品質は劣っているのに売れるのは、現地の消費者が本当に望んでいる要素を備えている
から」、「むしろ日本企業は、もはや彼らと同じ価格で同じ品質の製品を作る技術をもっていない」
とさえいわれるようになってきた(吉川良三・元サムスン電子常務「日本企業はなぜサムスンに
負け続けるのか」『文藝春秋』10年2月号)。
今や従前の製造業の延長で勝負するのではなく、韓国や中国が真似の出来ない新技術や
ノウハウなど、日本企業が持っている特性を活かして勝負する段階に来ているのではないだろうか。
2010年3月6日付け
テーマ「日伯経済交流」=第40回=桜井敏浩=「失敗の研究」と基本戦略の練りなおしを
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