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両親による虐待の後に子どもが亡くなる事件が、奈良県桜井市と埼玉県蕨市で相次いで明らかになった。
亡くなった幼児はいずれも保育園などに通っておらず、近所の人とのかかわりも限られていた。
厚生労働省によると、児童相談所などが問題の家庭と接触しながら虐待死を防げなかったケースが多発している。
埼玉県蕨市の両親が4日、保護責任者遺棄容疑で県警に逮捕された事件では、蕨署や市、児童相談所が、
虐待の疑いを指摘する通報を受けて家庭訪問や協議を繰り返しながら、父親に面会を拒まれ、衰弱に気づけなかったことが分かった。
逮捕されたのは、父親の無職新藤正美(47)と妻の同早苗(37)の両容疑者。
死亡したのは、次男力人(りきと)ちゃん(当時4)。
蕨署などによると、2008年2月11日、正美容疑者からの119番通報があり、搬送先の病院で死亡が確認された。
急性脳症による衰弱死で、体重は4歳児の平均より6キロ軽い10キロ。頭や顔には複数の擦り傷やあざもあった。
当時近所に住んでいた人によると、部屋からは怒鳴り声や子どもの泣き声が毎日のように聞こえた。
「お水を下さい」と哀願する声も響いていたという。
県南児童相談所によると、乳児院に保護されていた力人ちゃんを両容疑者が06年1月に引き取って以降、
市とともに、月1回の頻度で家庭訪問したり対策を話し合ったりしたという。
07年11月、市職員らが訪問して「やせすぎ」を確認。同相談所や県警と協議し、体重測定をしながら家庭訪問で
対応すると決めた。しかし、08年1月30日と2月6日の訪問の際には「寝ている」などと正美容疑者に力人ちゃんとの
面会を拒絶され、健康状態を確認できなかったという。
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