10/03/04 11:27:31.84 RuDsqoJK BE:927299849-PLT(12000) ポイント特典
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【from Editor】指揮官の冷たさ
広島県の江田島にある海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式を見学する機会があった。
江田島といえば、戦前は海軍兵学校の代名詞であり、多くの海軍士官がここで学び、巣立った。いまも同じ赤レンガの
校舎で、海自の幹部を目指して多くの若者が学んでいる。
卒業式の後の父母も交えた午餐(ごさん)会で、校長の野井健治海将補が「ここでの訓練は狂気じみたところがあるほど
過酷。やり抜いた彼らをほめてあげてほしい」とあいさつした。学科はもちろん、精神的にも、肉体的にもぎりぎりのところ
にまで、自分を追い込み、万が一のときにも、冷静に判断が下せる指揮官を養成していくのである。
卒業式で、彼らを待ち構えているであろう厳しい環境について、あれこれ考えていると、来賓のあいさつの時間となった。
来賓のトップは地元の市長であった。防衛省の大臣、副大臣、政務官らの姿はなかった。国会の開会中でもあり、民主党も
多端であるから、江田島まで来て卒業式に臨席するのは難しいだろうと、納得したが、せめて祝電ぐらいはあるだろうと思った。
が、こちらも海自の地方総監がほとんどで、大臣はおろか、国会議員すらひとりもいなかった。
自衛隊は首相が最高指揮官で、その命令で動くのである。その幹部を養成する学校の卒業式に祝電すら打たない
指揮官とは何であろうか。祝電だったら秘書任せでも打てるだろう。
卒業式を終えた彼らは見送りの人々に敬礼しながら、桟橋から護衛艦に乗り移り、遠洋航海に出るのであるが、どうか、
政治家の無責任な姿勢をもろともせず、任務を全うしてほしいと願うばかりであった。(編集委員 大野敏明)
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/)`;ω;´) キチガイにもめげず頑張る海自さん・・・・頑張って