10/02/23 14:00:53.00 gewVxzPl BE:1142993838-PLT(12000) ポイント特典
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今日の日本では、政治だけでなく行政、経済、学術、ジャーナリズム、スポーツなど
社会の各方面における人材の枯渇は目を覆うばかりだ。ただでさえ均質性の高い
民族であるのに、それに輪を掛けて画一化教育で純粋培養された日本人は
「平凡な民族」になってしまったのだろうか。独創的な人も異才も奇人変人もあまり
見られなくなった。グローバル化時代を迎え、単一色の濃い民族の限界が来たのか、
近年、民族としての日本人のパワーが急速に落ち込んだように感じる。
地球時代の日本の生き残りをかけて、世界から多彩な人材を迎え入れ、社会の構成員
をいちだんと多民族化させるべき時がきた。
生物の世界では、純種よりも雑種のほうが生命力が強いとされる。交雑によって
品種も改良される。
移民鎖国で先祖代々の日本人が構成員の大半を占める「単一民族社会」は淡彩画の
静的な世界であると思う。他方、移民開国で地球上の民族が勢ぞろいした「多民族社会」
だと、それぞれの民族が持ち味を発揮して躍動する「ダイナミックな世界」への展望が
開ける。
多民族社会は生命力の強いスパイシーな社会である (坂中英徳の「移民国家宣言」)
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