10/02/21 15:25:00.90 GKgkpoa5 BE:43983825-PLT(12000) ポイント特典
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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで登場した“デロリアン”という車。パート1のエンディングシーンは鮮烈だった。
改造後のタイムトラベルの動力は、ガソリンでもプルトニウムでもなく、その辺のゴミ置き場にあったバナナの皮とかジュースの
残りとか空き缶とか、要するにゴミを再利用。それをエネルギーに、宙に浮いて21世紀にタイムスリップしていく。
「なんてカッコいいんだ!」―当時小学生だった私には、あの未来を感じさせるシーンが魅力的だった。しかし、あれは映画の世界。
そんな風に割り切っていたが、ついに時代が映画に近づいてきた。
“世界のソニー”がやってくれたのだ。今、我々が見たこともないような電池を開発している。その名も『バイオ電池』。
この電池がスゴい。果物や野菜、ジュースなどの飲み物に含まれる「ぶどう糖」のエネルギーを電気エネルギーにかえて発電するのだ。
ただ、原理が難しい。難しいので詳細は割愛するが、簡単に言うと、ぶどう糖と酸素を化学反応させて電気を起こしている。生物は、
ぶどう糖などの炭水化物を酸素で分解して、活動エネルギーを得ている。バイオ電池ではこの仕組みを利用して、ぶどう糖を酸素で
分解して電気エネルギーを取り出す。
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