10/02/18 10:32:46.07 5G8+RHGH BE:1898822988-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_nyu.gif
「消費」の分析は、まず経済的な視点からすべきでは?
― つまり、「嫌消費」は経済環境への対応であって、なんというか「歴史的な必然」じゃないと。
荻上 そうです。印象ですが、最近では「若者の××離れ」といった報道をメディアがするたびに、
「なら金よこせよ」という、とても「正しい」反応をする人が増えたように思います。
生活的実感がベースになってきたのでしょうか。事実、「若者の××離れ」といわれるものの多くは、
本当は「××の若者離れ」といったほうがいいように思います。「××」を消費し難いような状況、手の届かないものになっているわけですから。
「嫌消費」「××離れ」的な説明って、いかにも「物語的発想」という感じがしますよね。人々の行動が変わったのは、
コミュニケーションスタイルやライフスタイルが変わったからだ、そこには何かしらの世代的変化があるからだ、と。
それも、何でも心的要素に還元して説明しようとする、悪しき習慣です。それでは、原因と結果を取り違えてしまう。
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)