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イエメン、幼妻の悲劇…慣習の若年結婚で論議
国際テロ組織アル・カーイダの拠点となるなど政情不安が続く中東のイエメンで、8歳の少女の離婚訴訟を発端に、古くからの慣習だった女性の若年結婚に関する議論が高まっている。
弁護士など若いインテリ層は、身体に危険を及ぼすなどとして反対の声を強める一方、慣習に固執する保守層の声も根強く、結婚年齢を制限する法律は宙に浮いたままだ。
「毎日、暴行され、地獄の日々だった」―。
2008年4月に裁判所から8歳で離婚が認められたナジュード・ムハンマドさん(9)は首都サヌア東部の自宅で目に涙を浮かべて振り返った。
同年2月、父親に連れて行かれたサヌア北方約100キロ・メートルのハッジャ県。
段々畑が広がる山間の寒村に着くと、結婚式が準備されていた。
「だれの結婚式なの」といぶかしげに思っていると、運送業の男(30)と自分の結婚式だった。
通例は身体的に成長するまでは、結婚後も別居するなど一定の配慮が行われるが、
ナジュードさんの夫は「結婚の日から性的暴行を加え、従わないと殴った」。2か月後に家から逃げ、裁判所に駆け込んだ。
イエメンでは結婚年齢を定めた法律がなく、貧困な家庭では「口減らし」や夫側からの金品目当てに、幼い娘を強制結婚させる風習が広く残っている。
推計約25%の少女が15歳以下で結婚する同国で、ナジュードさんの結婚の形式は珍しくなかったが、
耳目を集めたのは、離婚がまれな同国で、しかも8歳の少女が離婚したという異例の事例だったためだ。
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(2010年2月16日17時15分 読売新聞)
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