10/02/08 17:48:49.25 +vLQ63ro BE:3004209296-PLT(12001) ポイント特典
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ＪＲ仙台駅西口前にあるやきとり店が、先月、大地震の被害に遭ったハイチの被災者を支援しようと、売り上げの一部を寄付する試みをしている。
１串で１円。金額は小さいが、店のオーナーはやきとりを食べながら、ひとりでも多くの人が被災地に思いをはせるきっかけになれば、と願っている。（篠健一郎）
このやきとり店は、１４年前に開業した「鳥はん」。アエルの向かいにある。恋人と初めて訪れたという仙台市青葉区の看護師磐井あゆさん（２８）は、
イスに座るなり身を乗り出して募金の趣旨が書かれたボードに目を向けた。
「おいしいものを食べながら、募金にもつながるなんていいですね」。発案者でオーナーの梁好史さん（４６）によると、とりわけ若い人の関心が高く、
ハイチへも寄付されるんですかと確認したうえで「それなら」と多めに注文する人もいるという。
きっかけは１年ほど前の穀物高騰。それによって、アジアやアフリカで食料を求める人たちが暴動を起こしたことをテレビなどで知った。
世界では食料を奪い合う人がいる一方、食料を輸入しているにもかかわらず、食べ残しの残飯が無造作に捨てられている日本の現状。
餌となる穀物の高騰で鳥肉の仕入れ値が２割近く上がったこともあり、他人事（ひとごと）とは思えなかった。
「小さなやきとり屋でも、何かできることはないか。難しいことではなく、できることをやろう」
そう思って「やきとり募金」を始めた。売上金の数％を寄付するという方法もあったが、同じような気持ちでいるだろうお客さんと一緒に問題を考えられればと「１串１円」にした。
食べ物への感謝を込め、それを生み出す大地に恩返しをしようと、昨年１１月から国際協力をするＮＧＯの活動を支援する「国際協力ＮＧＯセンター」（ＪＡＮＩＣ）に寄付することに。これまで５千円近くを寄付したという。
その矢先に起きたハイチ大地震。家々が倒壊し、行き場を失う人たち。同じように食べ物をめぐって争う姿を映像で目にした。「日本では考えられない状況。ショックでした」。
阪神淡路大震災では兵庫県尼崎市に住む祖母の家が半壊し、周りの人からの支援の大切さも知っていた。
URLﾘﾝｸ(mytown.asahi.com)
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