10/02/07 00:46:35.97 zi/PW8Zd BE:581025582-PLT(12000) ポイント特典
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前略
考えてみれば、唯一神に代表されるキリスト教と多神教の最高峰の神道は当初から結合自体が
不可能な合成物だった。だから1億3000万の日本人の中でキリスト教徒は1%にすぎない一方、
神道信者はまだ90%を上回るのが列島の現実だ。それでは仏教でも儒教でもなく、神道が日本で
このように猛威を振るった理由は何だろうか?
険しい稜線と切り立った峰、いつ火をふくか分からない火山と地上のあちこちに漏れ出る硫黄。
さらに、夏には必ず訪れる台風と雷、洪水と津波、そして冬の日照り(?)と冷害、大雪と雪崩れは一
日一日を無事に終えることが天幸のこの国の国民にとって宿命的な舞台装置であった。だが他と
比較にならない最悪の要素が地震だ。最も堅くて動かないと信じた土地がいつも揺れ動くという事
実はこの土地を根拠地として生きていく彼らにとって呪いそのものであった。そう見れば、北欧の
苛酷な自然環境の中であらゆる種類のゲルマン・バイキング神話が誕生したことと、アメリカ大陸
の荒野に生きたインディアンが数多くのアニミズムと祭礼儀式を共有してきたように、捨てられた
土地で生きねばならなかった日本人は凄まじい自然を神道一つで耐え忍ばなければならなかった。
振り返ってみれば日帝強制支配期、暗鬱で支えるものがなかった朝鮮の民に希望と救済に代弁
されるキリスト教は闇の中の一筋の光明だった。だからキリスト教は20世紀前半を筆頭にこの土
地で急速に勢力を伸ばして神道的な民間信仰を一挙に追い出していった。結局、解放後、仏教ま
で追い出して事実上の祭政一致社会を作るのに成功したのがこの地のキリスト教だ。宗教を中心
にみれば、大韓民国建国以来9人の大統領のうち何と5人がキリスト教徒の理由である。その
意味で、共産党という政治宗教を今まで守っている中国や民間信仰の神道を格別に深く掘り下げ
る日本の宗教的歩みは東アジア3国の交錯した運命を象徴的に見せている。
ソース:世界日報(韓国語) [シム・フン翰林大教授の日本を見れば韓国が見える]呪われた自然に
対抗した‘神道’(東亜記者抄訳
URLリンク(kr.news.yahoo.com)