10/02/05 12:42:09.89 rd7up7mQ BE:1262157277-PLT(28008) ポイント特典
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空海、円珍の坐像初公開/企画展「仏の美」開幕
県立ミュージアムの企画展「仏の美」が4日、香川県高松市玉藻町の同ミュージアムで始まり、鎌倉時代末期に造られた
県指定有形文化財「弘法大師坐像(ざぞう)」と「智証大師坐像」を初めて一般公開している。真言宗開祖の弘法大師空海と、
空海のめいの息子といわれる天台宗の高僧・智証大師円珍の県内にある像が同時に紹介されているとあって、仏像ファン
らの注目を集めている。
弘法大師坐像は琴平町の松尾寺、智証大師坐像は高松市中山町の四国霊場八十二番札所・根香寺の所蔵。共に本堂
で安置されており、これまで拝観の機会がほとんどなかった。
弘法大師坐像は寄せ木造りで、像高約75センチ。1319(文保3)年作と記した銘文が像内部の背面側に墨で書かれて
いる。智証大師坐像は像の一部をくりぬいたのち、接合して造る「割矧(わりはぎ)造り」で、像高59センチ。像の底板に墨書き
があり、1331(元徳3)年に造立、根香寺へ奉ったと記されていた。2体は人体のバランスを的確にとらえており、14世紀
前半の肖像彫刻の高い水準を表しているという。
URLリンク(www.shikoku-np.co.jp)
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