10/02/01 21:16:29.44 fGlm9KZQ BE:73305735-PLT(12346) ポイント特典
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保育園の滑り台、５０メートル吹っ飛ぶ 鹿児島で竜巻か2010年2月1日21時1分
１日午前９時１０分ごろ、鹿児島県南九州市と南さつま市で突風が吹き、県警や県によると、屋根瓦が飛ぶなど住宅６棟が
一部損壊し、ビニールハウス２９棟が倒壊するなどした。けが人はなかった。鹿児島地方気象台は竜巻の可能性もあるとみ
て、機動調査班を現地に派遣して調べている。
南九州市頴娃（えい）町郡の勝縁（しょうえん）保育園では、園庭の滑り台（重さ約１００キロ）が約５０メートル離れた住宅の
庭まで飛んだ。この家に住む女性（５５）は「『ゴオー』という風の音の後、ドンと屋根に何かがぶつかる音がして外に出てみたら、
滑り台が落ちていた。落ちた場所にいたら大変なことになっていた」と話した。
勝縁保育園では、風が突然強くなり、窓が弓なりにしなったため職員らが押さえたという。当時は雨で、園児約７０人は屋内に
いて全員無事だった。保育士の女性（５６）は「高さ約２メートルの鳥小屋が宙に浮き、５メートルほど移動した。職員の車も風で
動き、隣同士でぶつかった」と話していた。
県危機管理防災課によると、被害が出たのは南九州市頴娃町と、約３０キロ離れた南さつま市加世田高橋付近。
鹿児島地方気象台によると、１日午前は前線を伴う低気圧が九州南岸付近を通過。暖かく湿った空気が南から流れ込んだ影響
で、大気が不安定になっていたという。同日午前８時２５分から計４回、奄美地方を除く県全域に竜巻注意情報を出していた。
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