10/02/01 02:35:18.77 qZvsLhiY BE:1905036487-2BP(3001) 株主優待
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スマトラ沖大地震：月と太陽、最後の一押し「潮汐力が影響」
０４年のスマトラ沖大地震で、月や太陽の引力（潮汐（ちょうせき）力）が発生の引き金になった可能性が高いことが、防災科学技術研究所の田中佐千子特別研究員の分析で分かった。
潮汐力は地震を起こすひずみの１０００分の１程度だが、地震発生の「最後の一押し」になったという。米地球物理学会誌（電子版）に発表した。
スマトラ沖大地震では、マグニチュード（Ｍ）が９・０を記録。大津波も発生し、２２万人以上が犠牲になった。
研究チームは１９７６～２００８年に大地震の震源域周辺で発生したＭ５以上の約６００地震を調べ、潮汐力が断層に最も影響を及ぼす時間帯に、
平均の２倍に当たる約１６％の地震が発生していることが分かった。
潮汐力が強くなる時間帯に地震が集中する、という関係は９５年ごろから明確になり、０４年の地震後にあいまいになったという。
このことから、Ｍ５以上の地震の頻度が潮汐力の強いときに増え始めると、大地震が迫っていることを知る手がかりになるという。
田中さんは「長期予測に役立てたい」と話す。
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