10/02/01 00:23:30.01 YKkOZ2PP BE:755421427-PLT(13000) ポイント特典
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自殺者増える 失業・うつ病の総合対策を
警察庁によると2009年の全国の自殺者数は3万2753人で前年より504人増加し、12年連続で3万人を超えた。
県内は過去最悪の406人に上り、前年比69人の増加数は全国で3番目に多く、危機的な状況だ。
09年の県内の交通事故死者数47人の9倍近い人数だ。
県内で毎年400人前後が自ら命を絶つ現実はあまりに痛ましい。
県は10年度予算案に「自殺対策緊急強化事業」費7400万円余を計上しており、有効な施策を求めたい。
自殺者数は景気や失業との連動が指摘されている。
全国ではリーマン・ショック直後の08年10月に前月比で1割以上急増して以後、高い数字が続いている。
09年の国内平均の完全失業率は5・1%と前年より1・1ポイント上昇し2年連続で悪化した。
不況が長引くとさらに自殺者増が懸念され、雇用・失業対策を含めた総合的な防止施策が必要だ。
政府は不況を背景にした自殺者の急増を憂慮し昨年、内閣府に自殺問題の「緊急戦略チーム」を設置した。
ハローワークに精神保健の専門家を配置する総合相談を都道府県に広げる方針だ。
また自殺者の多くがうつ病を要因としていることを重視し、厚生労働省は「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を設置した。
世界各国の中でも突出して多い若年自殺者を含め、対策を強化することにしている。
県内も従来、自殺者の動機はうつ病を含む「健康問題」が最も多く、
県は2月からテレビなどで「睡眠キャンペーン」を展開する。うつ病の初期症状の「不眠」に着目し、
うつへの気付きを促して早期発見と治療を呼び掛けることにしている。
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