10/01/31 20:01:58.08 0ByHXI1i● BE:2308716498-PLT(12000) ポイント特典
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路面電車、環状化好評 富山市中心部
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
富山市中心部で昨年12月に開業した、路面電車の環状線。
マイカーの普及で一時は廃線が進んだが、新たに線路を敷き直して37年ぶりに中心街をぐるりと周回する。
狙いは市街地の活性化だ。公共交通を生かした街づくりに、全国から注目が集まっている。
昨年12月24日の運行開始から1カ月の乗降客は、環状線全体で1日平均3379人。
新設区間にできた3つの停留所の乗降客は1日平均1450人となり、市の需要予測(1320人)を上回った。
地方都市の多くが抱える中心部の空洞化問題は、富山も例外でなく、マイカー普及や持ち家志向の高さから、
郊外居住が進み、郊外型ショッピングセンターがそれに拍車をかけていた。1960年代から路面電車の利用は減少傾向で、
72年には環状運行をやめ、翌年には今回線路が敷かれた区間の一部は廃線となった。
車社会を前提とした都市が形成されてきたが、一方で高齢化社会を迎えて車の運転を卒業した市民の
「足がない」という問題も顕在化。諸問題の打開策として打ち出されたのが、鉄路の復権だった。
森雅志市長は「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を掲げる。
昭和初期には65都市にあった路面電車は、利用者減で廃線が続き、現在は17都市に。
岐阜市中心部を走っていた路線も、05年に廃線となった。
しかし最近は環境意識の高まりで脚光を浴びており、広島、鹿児島市などは路面電車を生かした街づくりを推進。
愛知県豊橋市は08年に低床式の新型車両「ほっトラム」を導入し、市は「街の顔としてシンボル性を高めたい」と期待する。
路面電車のない宇都宮市や松江市などでもLRT新設の構想があるが、採算面などで難しい現状もある。
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(写真)37年ぶりに環状化された路線を走る次世代型路面電車(LRT)。「セントラム」の愛称で親しまれる
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