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あなたも裁判員:知的障害の長男殺害 早まった結論、どう裁くのか /埼玉
◇「死刑になって息子のそばに」母親が心境
昨年7月、知的障害者の長男(当時42歳)を自宅で殺害したとして、両親がさいたま地裁(大谷吉史裁判長)で殺人罪に問われている。
「体力も気力も衰え一家心中するしかなかった」と弁護側は執行猶予を求める。28日、妻は涙ながらに「死刑になって息子のそばに行きたい」と語った。
長年、長男を支えた老夫婦が出した早まった結論を、裁判員はどう裁くのか。
両親は熊谷市御正新田の佐藤久仁夫被告(73)と和子被告(66)。前日あった検察側の冒頭陳述によると、事件当時、久仁夫被告の体調が悪化。
施設で生活する長男の仁志さんが希望する年3回、3週間ずつの一時帰宅の受け入れに自信が持てず、施設や本人と話し合いを続けていた。
被告人質問で、和子被告は「(仁志さんは)こだわりが強く、少しでも思い通りにならないと暴れた。体重は80キロ近く。
倒れるまで殴られ、あざだらけだった」と説明。起床や排便、朝食、歯磨きなど細かく時間を決めたがり、「1分遅れると怒り、常に時間との戦いでした」と述べた。
毎日の買い物は二度と同じ店に行かない、夏は虫取りに行き両親に30匹の捕獲を頼む、
クリスマスには14~15本のツリーを飾るなど、年々、一時帰宅中の仁志さんの決まりごとが増えたという。
和子被告は「若いころは負担じゃなかったが、体が追いつかなくなり、お父さんも車を運転できなくなって。終わりにするしかないのかなと考えた」と供述した。
今の心境を聞かれると「もっと何でさせてあげられなかったのか」と消え入りそうな声で話し、
「甘えたかったのだと思う。死刑になって早くそばに行って謝りたい気持ちでいっぱいです」とおえつした。【飼手勇介】
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