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学校の適正規模を説明 ６校区で田辺市教委
和歌山県の田辺市教育委員会は、市立小中学校の適正規模などをまとめた計画案の説明会を市内６校区で開催している。
地域住民や小中学校保護者、未就学児の保護者に対し、児童生徒数の推移、１学級当たりの人数規模などを説明するもので、
各地域で学校統合を含めた学校の在り方について議論を深めてもらう。
市教委では、学校の適正規模について、県や国の基準が田辺市の現状にそぐわないため、市独自の計画を２００９年９月に立案。
小中学校とも１５０人程度を基準に３段階に分けて統合する計画を進める方針を決めた。
第１段階の対象校は、小学校が大坊と稲成、二川と栗栖川、中学校が秋津川と上秋津、長野と衣笠、近野と中辺路、三里と本宮の
計12校。
市教委によると、説明会は、計画案の説明を通じて学校規模の在り方について地域で話し合う機会として位置付けており、統廃合のみ
を検討するものではないという。
説明会は小規模の秋津川中、長野中、大坊小、三里中、近野中、二川小の６校区で昨秋から順次、開催している。各校区で地域住民を対
象に開いた後、保護者向けに開催しているが、校区によって地域単位での説明会を２回開催したり、小中学校の保護者を分けたりするなど
している。
以下略
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